内田なおみさん

籠球戦隊ジャパレンジャー」のセンター・内田なおみさんに聞く。「目標は、勝つことです!」
 
友人に誘われて、タイに初めて遊びに来たのが1999年の3月でした。最初はバンコクで数泊し、プーケットの後は、ピピ島とサムイ島を回る予定でしたが、キャンセルし、プーケットに2週間留まりました。自由で束縛がない暮らしにも憧れましたけど、やっぱり、パパ(夫)と知り合い、好きになったのが住みたいと思った一番の動機です。

当時、プーケットの旅行会社で働いていた日本人の方のアドバイスを聞いて、「住めるぞ」と思い、その年の7月から住み始めました。

日 本にいた頃は、水族館でイルカの調教師をしていました。分かりやすく言えば、「イルカ・ショーのお姉さん」です。小さい頃から動物が好きで、ムツゴロウさ んに憧れていました。小学校の頃、犬や猫の好きな友だち3人とムツゴロウさんに会いに行く計画も立てました。素行の悪い犬や猫をつかまえてきて、彼らを更 正させるための施設(犬猫少年院?)を造ろうと、その設計図を描いたりもしたんですよ。

イルカに興味を持ったのは、高校のときテレビで ハワイ大学の学生さんたちがイルカと手話で話しているのを見たのが、きっかけでした。それ以来、イルカの仕事に就くのが夢になりました。当時、日本にはイ ルカの研究所はありませんでしたから、専門学校の海洋生物科に入って2年間勉強した後、広島(尾道出身)で近くの水族館に就職が決まり、そこで5年間働き ました。

最初はイルカになめられていたと思いますが、経験を積んでいくうちに、だんだん信頼関係を築けるようになってきました。「イル カに信頼されている」と感じるときが、一番充実感がありましたね。また、ショーのとき、言うことを聞かないイルカもいて苦労しました。慣れてくると、アド リブで対応できるのですが、相手は動物なので、気持ちが通じ合えないときは辛かったです。病気になるイルカもいますから、健康管理にも気を使いました。

私は、小さい頃から夢を追い求めてきましたから、夢のある人に魅力を感じます。パパと知り合ったときも、自分の夢を一生懸命聞かせてくれました。そんな姿に惹かれました。「苦労して生活しているのに、夢があって
、凄いな、カッコいいな」と思いました。

今の生活には、とても満足しています。やはり、バスケに出会ったのが大きいですね。中学高校とバスケ部でしたが、まさかプーケットでバスケットボールができるとは思いませんでした。

きっかけは「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜(山 下智久主演」でした。「ヤマピー、カッコいいなあ・・・」と思って見ていたら、友人もこのドラマのファンで、2人で意気投合し、やってみることになりまし た。最初は2人だけでスワン・ルワムのコートに行き練習しましたが、いろんな人に声をかけると、バスケの経験者は意外と多く、参加者がどんどん増えていき ました。今では20人以上いますよ。バスケの輪が広がり、友人も増え、外に出る機会も多くなりました。

目標は、「もっと試合をやって、勝ちたい」。それに尽きます。ただ相手が高校生だったりしますから、どうやってアプローチすればいいいか、迷ってしまいます。社会人の私たちが試合を申し込んでいいのか、どうか・・・・。

最近の成績はインター校相手に2連勝して、タイの公立校には、残念ながら負けましたが、競った試合で追いついたときに、あちらの校長先生(男性)が飛び入り参加して、突き放されてしまいました。背が高くて経験者だったあの先生さえいなければ、負けませんでしたよ。









チーム名は、「籠球戦隊ジャパレンジャー」といいます
(注、ろうきゅう。バスケを昔そう呼んだそうです)。ぜひユニフォー
ム も作りたいですね。前は、「おいしいご飯がたべたいなあ」とか、「あれがしたいなあ」とか思って、日本に帰りたくなったこともありましたが、3月に帰国し たときは、「早くプーケットに帰りたいなあ・・」と逆に思ってしまいました。そんなこと前はなかったんですが、昨年あたりから感じ始め、今年はとくに強く 感じました。バスケがやりたくなってしまうんです。



タイ人は何事も前向きですね
。あまり、くよくよしません。物事を深く考え過ぎず、マイ・ペンライで過ごしているのがいいと思います。

プーケットのお奨めポイントは、カトゥーからの帰り道、山から見下ろすパトンビーチの夕日です。最高にきれいですよ。

お奨めのレストランは、 パトンの「クルア・ヤーイ・レック」です。日本人経営でおいしくて、落ち着けます。1人でも大丈夫ですし、飲みにも行けますから、気に入っています。 「ラートナー・シーフード」が一押しです。「行ったら、これを食べろ!」ですね。お酒は好きですが、あまり強くありません。ハイネケンの大ビン2本くらい でしょうか。

イルカに乗った少女がグリコ・アーモンド・チョコレートを笑顔で食べている・・・、そんな雰囲気の内田さんでしたが、最後に今後の抱負を聞かせてもらうと、真剣な眼差しで、こう言い切っていました。

できれば、大会にも出たいです。勝ちますよ。実力が違います。こちら(プーケット)の部活は日本ほどハードではないと思いますから、年で負けても、実力では負けません。
優勝ですか?狙えますよ。このメンバーなら負ける気がしません!


無敵!?籠球戦隊は今日も戦う。
「立って写真お願いします」と言ったら、なぜか直立不動の内田さん。
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