会員のみなさまへ子供たちが小さかった頃、日本人会の催し物に参加するのが何よりの楽しみでした。当時はインターネット普及前で、日本のニュースはNHK7時のニュースか読売新聞の衛星版しかなかった時代です。テスコロータスもビッグCもなく、ショッピングはタウンのオーシャンしかありませんでした。
当然娯楽は乏しく、家族みんなで指折り数えて「あと何日」と心待ちにしていました。その日が来ると、あっという間に時間は流れ、終わってみると、大人の私には、期待していたほどのものでもなかったことが多かったのですが、子供たちにとっては、とっても楽しい1日だったようです。 第1回の日本人祭り、当時はお金をかけず、何から何まで手作りで、手探りの状態でしたが、関係者、保護者、子供たちが額に汗して紅白の垂れ幕を自分たちで張りました。 今では各方面から資金その他の援助があり、見かけは当時とは比べ物にならないほど豪華になりましたが、私は、あの貧しく質素だった日本人祭りのことが今でも忘れられません。 昨年亡くした長男は、このとき金魚掬いのお手伝いをしていました。参加賞でもらった金魚をビニール袋に入れてもらい、「これ、もらった」と、とても嬉しそうにしていました。「そんなもの、飼えないから、返してきなさい」という私や女房の言葉にもめげず、あの子は、家に持ちかえると言います。途中、車が揺れて、何度もひっくり返しそうになるのを、「おっとっとっと・・・・金魚ちゃん、危なーい!」大事に、大事に家に持って帰りました。 そして子供たちは、どんどん成長し、あのときの金魚も、いつの間にやらいなくなり、私も、ずいぶん年をとって、今では女房と2人暮らし、もう日本人会のイベントに参加することもなくなりましたが、瞼を閉じれば、当時の思い出とともに、小さかったあの子の姿が蘇ってきます。もっと、もっと、楽しい思いを、もっと、もっと、させてあげたかった・・・。 日本人会の話題が出ると、斜に構えて、「うーん・・・」というリアクションの人が多い今日この頃、少なくとも私にとっては、大切な、今ではもう手に入れることができなくなってしまった素敵な時間をたくさん作ってくれた有難い場所でもあるのです。 さまざまな催し物を企画・運営していただいた会長さんはじめ執行部の方々、一生懸命お手伝いしてくださった会員さんたち、参加して盛り上げていただいたすべてのみなさんに感謝の気持ちを込めて、このウェブサイトを立ち上げたいと思います。 | 最新のお知らせ
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日本人会活動報告
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求人・仲間募集
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日本人会と会費についてはじめに6 月上旬に帰国した際、「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という非常に長ったらしいタイトルの映画(略して 「もしドラ」)を見ました。主人公の女子高生が野球部を強くするために有名な経営学の本を利用するという内容でしたが、キーワードとして、こんな一節が出 てきます。 「組織の定義」。つまり、日本人会でいえば、会は何のために存在しているのか?ということです。さらに、「もし、それがわからないのであれば、『顧客が誰なのか』そして、『顧客が何を求めているのか』を考えれば、答えは見つかるはずだ」と言っています。 実は総会の委任状を集める際、何名かの会員さんたちから、同じようなことを言われました。「日本人会って、何なんですか?」「本当に必要なんですか?」 これらの問いに対する答えがはっきりしていれば、おのずと会の方向性も見えてくると思いますので、今年1年みなさんと対話しながら、じっくりと考えていこうと思っています。続きを読む とっておきの話
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