ちょっとひと言

子供のネット依存、親の知らない交友関係

2013/11/11 0:47 に PR Ja が投稿   [ 2013/11/11 2:17 に更新しました ]

無料通話アプリを利用した犯罪の増加。その時あなたはどうしますか?

 

近頃の子供たちは、日ごろ話しもしたことがないような人ともインターネットでつながっています。ネットで誰かとつながっていないと不安でしかたない。そんな「つながり依存」「ネット依存」の子供たちが日本国内に
52万人もいることが、日本の厚生労働省の調査で明らかになりました。ネット依存の割合は女子10%、男子6%。女子が多い理由は、チャットやメールをよく使うため。ネット依存は睡眠の質が悪くなる原因と言われ「午前中に調子が悪い」「やる気が出ない」と感じる人が、依存のない人の3倍近かったといいます。

大人のネット依存割合は2%で、中高生はその4倍も高いという事実。あなたのお子さんはいかがですか?

 告白はネットで、がイマドキの常識?!

 昔は好きな人に思いを告白すると言えば、手紙や電話、または直接会って、という感じでとても勇気が必要だったわけですが、今の子供たちはメールで簡単に「告る」のです。

人間のコミュニケーションとは、もともとは直接的なものでしたが、ツイッター、フェイスブックといったソーシャルネットワーキングサイト=SNSの広まりとともに、今後は間接的なコミュニケーションが拡大すると考えられます。

 

最近特に利用者が増え、爆発的な人気を誇る無料コミュニケーションアプリ「LINE」もSNSのひとつです。チャットのように気軽に相手にメール送信ができたり、絵文字のようなかわいいスタンプ機能がヒットの理由。

しかし子供がLINEを使うことによるトラブル。これが今、ワールドワイドに急増中です。

 

日本では「ネット依存」で専門医に通う中高生が急増。

 

「食事をするのも惜しいくらいネットを使用します。音楽を聴くため、という理由で半年前に買ってもらったアイフォンでLINEを使いはじめました。学校が休みの日は1日中手放せません」というAさんは中学2年生。

「やめられないのは、楽しいから。情報がどんどん更新されるからお風呂に入っている時もトイレにもアイフォンを持って行く」。「隣にいる友達ともLINEで話すのは当たり前」。

すぐに返事を出さなければ、LINE外しと呼ばれるような「仲間外れ」にされたり「置き去り」と呼ばれるような「別グループ作り」に入れてもらえないという状況になるのが怖いそうです。

 

成績撃沈。寝る間を惜しんでLINEを使っている我が子を見て、イライラが止まらない!

 

「もしLINEがなかったらホントに困る。グループ機能を使い、一斉メールでのやりとりとりもLINEを使ってする。なくてはならない存在」。

 

LINEにはグループを作る機能があり、近頃の子供たちは少なくとも15~35ものグループに属していて、それぞれの仲間たちと頻繁にやりとりをしています。読んだらすぐに返信するのがマナーとなっているため、返事をしないと既読無視とされ、時にはこれが「ルール違反」となることも。

「ちょっとでも離れていると、自分の悪口を言われていないか不安」というBさん(中学3年)は、勉強をしなくなったせいで成績が急激に下がり、常に体調が振るわない。自分でLINE使用時間をコントロールできない状態に陥りました。Bさんの母親はこう言います。

「やめさせるためにスマホを取り上げようとすると、「何すんだよ==!返せよ!」と、ものすごい剣幕。娘と激しくもみ合いになり、思い切り足を蹴られ、けがをしたこともあります」。

「ネット依存」はすでに親の手にも負えません。

日本では、そんな子供たちが訪れる専門の外来もでき、2カ月先まで予約がいっぱいとか。

 

他にはこんな実例が。

●「娘が友達とカラオケに行くと出かけていったが、気になってついて行くと、全員知らない子供たち同士。そこはオフ会(ネットで知り合った人同士が会う)の現場でした。

 

●「LINEで子供がいじめられています。ひとりだけ仲間外れにされた上に“死ね”“消えろ”などひどい言葉で中傷され、ついに登校拒否になり、いまだにその傷が癒えていません」。

 

●「娘がLINEで知り合った人とつきあい、別れ話しを持ち出したとたんにストーカー被害に合い、警察に届けました」。

 

三鷹の女子高生殺人事件は記憶に新しい。出会いから性犯罪へと発展し、殺人事件に発展したケース、いじめが原因による自殺。子供の個人情報の漏えいとも、深くつながっていて、いつ我が子がこのようなネット被害に巻き込まれてもおかしくありません。そして被害年齢はどんどん低年齢化しています。

 

ネット依存の原因は思春期の特性と深く関係している。

 

いっぽうで、インターネットをまったく使わないわけにはいかない時代。

「勉強する時も、LINEで問題を撮影して送り、その解き方をLINE上で教えてもらう」。それは彼女たちにとって「大切な連絡網」なのです。

子供たちだけでなく、個人情報保護が強化された現在では学校側から保護者への連絡はすべてLINEを通じて、という小中高が少なくありません。

アイフォンやスマホを買い与えてしまった以上、私たち大人もこの状況から目をそむけず、どうしたら子供の安全をしっかりと守ることができるかを真剣に考える責任があります。

 

専門家は、下記の項目を子供にネットを使用させる際の注意事項に挙げています。

 

●会員登録を勝手にさせない。必ず親の許可を取るように促す。

●ネットを使う時間を子供と話し合いながら制限していく。

●使った時間の記録をつける。

●熱中できる趣味やスポーツ活動などでネット依存を阻止する。

●家族だんらんを大切にし、親子の信頼関係を築く。

 

そしてもっとも大切なのは、私たち保護者自身が“子供の目線”でメディアの進化と社会の現状を見つめること。

そもそもネット依存の原因は、思春期の特性×社会背景が大きく関係しています。

10代の子供は、大人へと成長する過程の中で、ふとしたことで自信をなくしたり、孤独感にさいなまれることが少なくありません。そんな時には友達が何よりも大切な存在。みんなと一緒にいることで安心し、時には愚痴を言ったり、励まし合ったりしながら、子供は徐々に自立していくのです。「友達と離れたくない、いつも誰かとつながっていたい」と思うのはむしろ自然な心理。どこにいても、誰とでもつながっていられるネットは、そんな思春期の子供たちにとってまたとない便利なツールに他なりません。ですから、むりやり取り上げたり、上から目線で「やめなさい!」と叱りつけるのは火に油を注ぐようなもの。

 

しかし、頭ではわかってもなかなか思い通りにいかないのが親子の日常というもの。子供たちもきっと同じ。

今、こんな冊子が話題になっているのをご存知ですか。愛知・金城学院中学校・高等学校の生徒さんらが自らの体験をもとに作成した情報誌「中高生のためのケータイ・スマホ ハンドブック」。

ケータイとスマホを“人間とコミュニケーション”という基本から捉えなおし、どうつきあうべきかを生徒自身の体験をもとに検討。5年以上の歳月を費やしてまとめあげた1冊。

“SNSの危険性”、“依存症から自分を守ろう”、“親子でつくろうケータイ・スマホルール”といった興味深いテーマが子供の視点で解説されています。

「先生・保護者のためのケータイ・スマホ・ネット教育のすすめ」も同時発売されました。

 

子供と一緒に読むことで、お互いのイライラ解決の糸口が見つかるかもしれません。

 

 

ごく普通の子供がハマるネット依存。3つ以上当てはまったら要注意!

 

1ネットに夢中になっていると感じる

2満足を得るため利用時間が長くなった。

3やめようとするとイライラ。

4ネット時間を短くしようとしてもうまくいかない

5意図した時間取りも長く使用する

 

参考資料・朝日新聞(平成25年8月2日 45704号)、edu20138月号 小学館発行)、中高生のためのケータイ・スマホ ハンドブック、先生・保護者のためのケータイ・スマホ・ネット教育のすすめ(共に学事出版刊)

帰国子女受け入れ校の教育を考える ―明徳義塾中学・高等学校―

2013/03/11 23:00 に PR Ja が投稿   [ 2014/07/06 3:36 に更新しました ]

この先、わが子に日本の学校教育を受けさせたいと思った時、どんな学校を選べばよいのか。また日本でどういった教育を受けることが出きるのか。そして何より、どんな学校がわが子を受け入れてくれるのか・・・。
疑問や不安が次々と浮かぶ。ひとくちに「帰国生受け入れ校」といっても、日本の学校の受け入れ方針や試験内容、入学後のカリキュラムはさまざまだ。

先日、タイからの帰国生を過去複数名受け入れている明徳義塾中学校・高等学校の説明会が本補習校で開かれた。
高知県須崎市に位置する明徳義塾は、ボーディングスクール(寮のある学校)として、海外から多くの外国人留学生を受け入れている。同校の卒業生には、プロサッカー選手の三都主アレサンドロ(第19期卒業)、横峯さくら(第26期卒業)らが有名で、多くの一流スポーツ選手を輩出してきたことでも知られている。
スポーツが盛んな学校というイメージが強いが、いっぽうで、明徳義塾の海外帰国子女受け入れ教育は、評価が高い。
1991年に「日本語コース」を設置し、日本語を母国語としない生徒たちへの日本語教育制度(JSL)を確立。海外経験が豊かな帰国生の個性を伸ばしながら、日本語や日本語力のさらなる伸長を望む海外子女を、独自の日本語カリキュラムで支援する。

なかでも特に力を入れているのが「読書」。子供たちは年間で最高120冊、少なくともひと月30冊のペースで本を読む。そして、読んだ後には、必ずその本に関するエッセーを仕上げる。これが同校のエッセー・ライティングなる授業だ。
「エッセー・ライティングとは、読んだことを理論的に理解し、自ら考えたことを的確に人に伝えることを目指す授業です。いわゆる一般的に言う作文とは異なります。子供たちは「読む」→「考える」→「発表する」というプロセスをここから学び、最終的に、論理的に相手を説得する力を身につけます」(明徳義塾・広報入試部長 増田裕介先生)
読む・考える・表現する能力は、すべての教科を学ぶ上で共通して求められる基本的なチカラ。学問の礎となる能力だとする。
国際バカロレア教育を導入している国内外のインターナショナルスクールでは、すでに定着し、高い成果を挙げている教育カリキュラムだが、日本国内で本格的に導入している学校はまだ少ない。

20年もの歴史を持つ明徳義塾の日本語教育。近年では、タイ、ベトナム、インドネシアなどアジア地域からの生徒から熱い視線を集めている。なかでもタイからの帰国生は増えて、
「現在4人、今後も数人の入学がすでに決まっています。彼らを見ていると実にユニークで、好きなことを極めたい、とみんな変意欲的です。また真面目で何事にも真剣に取り組む姿勢があります。周りの子供たちとも上手に付き合える協調性があるのもタイの子供たちの特徴だと感じています」(増田先生)

明徳義塾の特徴をひとことで言うなら、大きくこの3点があげられるのではないだろうか。①全寮制で、生活指導も徹底している面倒見のいい学校。
②日本語のさらなる伸長を目指した丁寧な指導。
③さまざまな国からの生徒との交流による、真のグローバル教育への期待。

ただし、入学に関しては一定レベルの日本語能力が望まれるので、前もって日本語力をある程度養っておく必要がある。

中学・高等学校を日本で、と考えた時、わが子がここタイで過ごし、この国で学んだこと。そしてこの国の文化を誇りに思いながら自分らしさを発揮できるような学生生活を送って欲しいと願う。そのためにも、まずは子供と学校との相性をしっかりと見極めることが大切だ。さらに、校風や教育方針、部活動や学校行事、卒業後の進路など、できるだけ細かくチェックしたい。だが、インターネットや口コミなどによる情報収集にはやはり限界がある。
魅力ある学校を見つけたら、まずは現地を訪ねるのが何より手っとり早いだろう。

どんな学校でも年に数回オープンキャンパスが行われている。明徳義塾では、7月末からサマーキャンプが開催される予定。実際の学校生活を体験できるチャンスだ。

参考URL
http://www.meitoku-gijuku.ed.jp/taiken/form.html

http://www.meitoku-gijuku.ed.jp/

by 香川真紀子


日本語を話す

2013/03/11 22:57 に PR Ja が投稿   [ 2013/03/11 23:06 に更新しました ]

日本にいた時から“語学力”にコンプレックスがあった。流暢に英語が話せたらカッコいいな、話せるようになりたいな。いつもそう思っていた。海外出張も多い雑誌社での仕事をしていたにもかかわらず、たいていの場合は通訳がついてくれたので現地での取材に困ることもなく、結局本格的に英会話を学ぶことがないまま、今日まで生きてきてしまった。そんな私だから、娘が通うことになったプーケットのインターナショナルスクールでは、非常に肩身の狭い思いをしている。
 
Hello! How are you today?

I’m fine Thank you! And you?
I’m fine too.
 

それ以上、会話が続かない。何かの用事で学校に行く時は、誰にも気づかれないように、知っている人に会わないようにと願いながら、足早に駐車場へと向かう。それでもときどき、クラスメートのママと思しき人が近づいてくると、ドキドキハラハラ、ケータイを取りだしてみたり、用もないのにトイレに逃げ込んだりしたこともあった。なんて失礼な!

こちらに来て3カ月目で、学校の先生との面談があった。

「何か聞きたい事はありますか?」

「いえ、あの、その...」。

私よりはまだ少し英語に慣れていた娘を同席させ、何とかその場をしのいだが、あの時のせつなさ、みじめさといったらない。

「英語も話せないのに、よくこの学校に来たわね。呆れちゃうわ」そんな声が聞こえてきそうだ。誰もがそう思っているに違いない。自己嫌悪でひどく落ち込んでいたある朝、イタリア人のシモーナが声をかけてきた。

「私、まったく英語が話せないの…」そういうと、

「気にしないで。私も最初は話せなかったの。それに、私だって日本語が話せない。日本語って英語よりぜんぜん難しいわ」

そんなようなことを言ってくれた。英語が苦手な人間への常套句だとは知りつつも、凝り固まっていた肩の力がスーッと抜けて、気持ちがほころんだ。

「ありがとうシモーナ…」

日本人のお母さん同士で集まると、よくこんな話しになる。

「学校にいれば子供は自然に英語を身につけるから心配ないわ。むしろここにいると、日本語がおかしくなっちゃうことの方が心配」

「ホントにそう。最近は日本語の本も読まなくなってしまったの」

「ウチは、漢字はもう諦めたわ。これからはパソコンで文章を書くから、漢字が書けなくてもなんとかなるかしら」

悩みというのは、まさに人それぞれだと思った。私は、インターネットやメールがこの先どんなに普及したとしても、ここぞというときには、美しい文字で手紙を書きたいと思うし、パソコンを使って文を書いている時に、たくさんの候補の中から正しい漢字を選ばなければならないことが少なくないので、漢字は必修だと考えている。

日本人として、正しい日本語を書き、話す。

願わくば、英語と日本語の両方が完璧であってほしい。そして日本人ならせめて、日本の新聞を読み、きちんと理解する。そこを最低線の常識と考えたいのだが。

余談ですが、プーケットのインターナショナルから、娘さんを日本の早稲田大学国際学部に進学させた知人がこんなことを言っていた。

「諸外国から入学してきた学生は、当然のように全員日本語が読めるし、書けるの。ものすごく勉強したんでしょうね」

もしも娘が日本の大学に進学したとして、両親ともが日本人である彼女の日本語がおぼつかなかったとしたら、今の私のように、肩身の狭い思いをするのではないだろうか。

先日、帰国した際に購入した本がある。

「読めますか?小学校で習った漢字」(サンリオ刊 守 誠著)

小学校で習う1006字の漢字だけで構成した熟語、同音異字・同訓異字など、カテゴリーごとにまとめた一冊で、子供はもちろん、大人にとっても興味深い内容だ。

漢字の間違い探しや四字熟語パズルなど、クイズ感覚で楽しめる工夫がなされているうえ、読み物としても秀逸。娘と一緒にページをめくりながら、こんな漢字、小学校で習ったっけ? などと焦りながらも、なるほど、この熟語はこういう意味だったのね、と日本語の奥の深さを再認識している。


by 南 光

1-3 of 3