昨年度のサイトで、「日本人会は何のために存在しているのか」を時間をかけて考えていきたいと書きましたが、1年経ってみて、なんとなく見えてきたものが、いくつかありましたので書き記しておきます。 ① 補習校の運営 補習校が立ち上げられた頃、「とうとうプーケットにも、日本人の学校ができるのか!」とこみ上げてくるものを感じたものです。資金力や 人材が乏しい中で、よくぞ、ここまで持ちこたえたと思う反面、至らなかった面も多々あったと思われますが、プーケットで暮らす日本人の1人として、この学 校を今後も残し、在留邦人の子女に日本の教育を与える場を残していくことは、何よりも大切であると考えています。
小学1年生から6年生、場合によっては中学3年生まで全クラスを揃え、その学年に見合った国語力を子どもたちに付けていくのは理想ですが、これまでの経緯や実情を考えれば、かなり難しいと言わざるを得ません。 また、もう一つの理想を言えば、もっと低めの目標設定とそのためのクラス編成も必要と思われますが、両者を同時に求める力は今の補習校にはないように思われます。系統化したシラバスによって、指導目標を達成できる体制を整えることが、生き残りの道だと思っています。
また、補習校を運営していく以上、避けては通れないのがサマコム(法人化)の問題です。申請以来数年が経過しておりますので、改めての仕切りなおしが必要ですが、政府援助金問題に決着が付き次第、これを早急に処理し、移設を再検討したいと考えています。
② 各種イベント どこかに遊びに行くとか、趣味を楽しむなら、気の合った仲間だけで集まればいいのですが、もうちょっと規模が大きく、ある程度の人数が集まった方が盛り上がるものなら、日本人会が中心となって企画していくのがいいように思います。
ただ、日本人会の主催となると、それに携わる大勢のスタッフと予算が必要ですが、どこかの催し物を後援、あるいは、それに参加するだけなら、ずっと小さな労力で皆さんに楽しんでいただけると思います。
そういった活動の中から会員同士のつながりや交流も深めることができ、それが非常時の安全対策にも結びつくと考えています。
③
邦人保護・安全対策
④
サイト、フェイス・ブックの活性化
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