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プーケット日本補修授業校
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日本人会と会費について

はじめに

6月上旬に帰国した際、「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という非常に長ったらしいタイトルの映画(略して「もしドラ」)を見ました。主人公の女子高生が野球部を強くするために有名な経営学の本を利用するという内容でしたが、キーワードとして、こんな一節が出てきます。

「組織の定義」。つまり、日本人会でいえば、会は何のために存在しているのか?ということです。さらに、「もし、それがわからないのであれば、『顧客が誰なのか』そして、『顧客が何を求めているのか』を考えれば、答えは見つかるはずだ」と言っています。

実は総会の委任状を集める際、何名かの会員さんたちから、同じようなことを言われました。「日本人会って、何なんですか?」「本当に必要なんですか?」

これらの問いに対する答えがはっきりしていれば、おのずと会の方向性も見えてくると思いますので、今年1年みなさんと対話しながら、じっくりと考えていこうと思っています。

日本人会の活動と会費について

「気の合った仲間だけで集まって何かをやりたい」「いや、誰ともつるみたくない」そんな人たちでも、安全対策や邦人保護、そして大使館領事部出張サービスの重要性は共通の利益として考えていただけると思いますので、これらを活動の中心に据え、利害や人間関係を超えて協力する関係を築いていきたいと考えています。

それ以外のことは、個人によって必ず温度差がありますから、同好の士による独立部会を立ち上げて、そこでやっていこうと思っています。たとえば、「忘年会実行委員会」「日本人祭り企画委員会」といった感じです。もちろん、こういった部会に運営メンバーの大部分が参加することもありますし、会長が部会長に就任することもあるでしょう。各部会が日本人会を名乗っても、名乗らなくても自由ですが、名乗る以上は、部会名と代表担当者の連絡先は事務局にご一報お願いいたします。
 
日本人会の批判をする会員さんは大勢いますが、改善していくために自ら動く人は、ほとんどおらず、一方、執行部の方も、「どうぜ、誰も来ないし、何も言わないだろうから」と小人数で事案を処理していきますから、これでは接点が何もありません。何千人も会員がいて、資金力も豊富な組織でも、もしかしたら、同じような問題が起こっているのかもしれませんが、幸い(?)、我々には選択の余地がほとんど残されていませんから、これを逆手にとって、会員と運営メンバーが意見交換できる場を、どんどん作ってしまおうというのが私の基本方針です。

ウェブサイトをフルモデルチェンジしたのも、そのためです。今回、実験的にサイトを開放するのは(とりあえず1年間)、「もし日本人会の活動(出張サービス・安全対策・独立部会の応援・サイトの運営等)に共鳴していただけるなら、ぜひ、ご入会を」という意味合いです。

NHKの受信料と同じで、「払いたくない」と思っている人からお金を取ることは難しいですから、会の活動に意義を認めていただける方から、お金をいただく。そういう意味合いでとらえてください。

最後に、出張サービスは利用する。いざというときは、安全対策も使わせてもらう。ウェブサイトも頻繁に見る。でも、日本人会には入らないし、会費も払わない。もちろん、こういう選択肢も「あり」なわけですが、一応、心の片隅に、それらを実現するために苦労してきた、あるいは今現在苦労している人たちがいるんだ、ということだけは置き留めていておいていただきたいと、まあ、そんな気持ちでいます。